チャーハン餃子──骨太ROCK

チャーハンと餃子、ビールも頼まずにただもくもくと殺伐と注文してみました。スープとザーサイが付いてきました。

さて、餃子は5個ですので、出し惜しみして最後までバランスを持たせないといけません。いきなり連打とかすると場違いだしドラマが作りにくい。かといってスネアはチャーハン。白米的な微妙な使い方ができません。箸じゃなくてレンゲなので、ブラシワークとかルーディメントみたいな小技も出しにくい。ここはひたすらシンプルに、ブルースとかロックバラードみたいなドラマ構成になりますね。

ザーサイがかなり美味しいので、フロアとして効果的にコンビネーションに組み入れます。あと全体がシンプルなので、餃子のたれもかなり影響をもたらします。スネア、バスドラと絡めてドラマの盛り上がり作りに貢献するでしょう。

スープは薄味で、後半はちょっとガツンといかないと全体のバランスの中で埋もれてしまいそうです。でも基本的にはスープでリードですね。

後半、バリエーションが苦しくなってきたので、餃子を半分にちぎって分けて食べました。禁じ手ですか。こういう場合は最初から「餃子は分割してツブ揃える」みたいな方針を立てておくべきでした。

エンディングは、ためておいた餃子のたれ、残りの餃子、チャーハンと最後の一切れのザーサイで3連系でたたみかけて一気に終わるって感じ。まあオーソドックスかなー。